
本部会は、わが国の土壌汚染対策におけるリスク評価の活用について普及・啓発を図るため、リスク評価を活用した土壌汚染対策に関する一般住民等向けおよび技術者向けのわかりやすいガイダンス(案)をそれぞれ作成するとともに、リスク評価モデルSERAMの改善を行ってツール化を図ることを目的としています。
※SERAM(Site Environmental Risk Assessment Model:サイト環境リスク評価モデル)
部会活動の内容
本部会では、前部会の成果(土壌汚染対策のリスク評価におけるガイダンス(案)・サイト環境リスク評価モデル(SERAM)・リスク評価のためのデフォルト値・パラメーターデータ集)について各々のブラッシュアップを図り、普及に向け、以下の作業・検討を行います。
(1) リスク評価を活用した土壌汚染対策についてのガイダンス(案)の作成
(2) リスク評価モデルSERAMの改善およびツール化
(3) パラメーター・デフォルト推奨値の整備
(4) リスク評価モデル普及・活用のための方策検討
本部会の活動は、平成14〜15年度の「海外アセスメント・評価調査部会RBCA研究ワーキンググループ、平成16〜19年度の「リスク評価適用性検討部会」、平成20〜21年度の「リスク評価活用方法検討部会」および平成22~23年度の「リスク評価方法検証部会」に活動を引き継いだものであり、作成したSERAMをわが国のリスク評価モデルとしてオーソライズし、リスク評価の活用を図る上で必要な環境を整備していくことを目指しています。
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