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Home > 技術委員会 > サステイナブル・アプローチ部会 サステイナブル・レメディエーションの活用・検討ワーキンググループ

サステイナブル・アプローチ部会 サステイナブル・レメディエーションの活用・検討ワーキンググループ
研究活動の目的
  土壌汚染対策における新しい取り組みとして、環境的、社会的、および経済的要素の3つを評価して総合的に最適な対策を選択していく 「サステイナブル・レメディエーション(SR)」が提唱され、各国の状況に応じた定義や評価方法の検討が進められています。
  技術委員会では、平成26・27年度サステイナブル・アプローチ(SA)部会にて、米国および英国の文献調査を行い、 わが国における活用方策を検討し、「汚染発生者の視点で最適な浄化方法を選定するコミュニケーションツール」としての有用性を見出しました。 また、土壌対策に伴う環境負荷を低減するためには、原位置浄化技術の適用機会を増大させることが有用であると考えました。
  そこで本WGでは、「複数の選択肢から最適な浄化工法を選定」するSR手法の検討をさらに進めると共に、 新たに原位置浄化推進のための「モニタリング」技術の活用を進めるために、 SRの概念を導入した「MNA」の新たな運用方法の検討を行います。

■ 部会活動の内容
(1)SR評価手法の動向調査・国内の活用方法案
・海外および国内での検討状況の最新情報収集
(2)日本版SRを用いるフレームワーク案の提案
・土壌汚染対策の方法選定のためのSR評価項目のブラッシュアップ
(3)SR普及に向けた地下水モニタリングの積極活用方法の検討
・地下水汚染の現況および将来状況を把握し、SRの概念を取り入れて地下水モニタリングを有効活用するための手法・評価方法の検討
・MNAの概念を取り入れた能動的な地下水モニタリングによる汚染サイトのリスク管理手法の検討、海外文献を中心とした情報収集を行い、SRの定義、定量的・定性的要素、評価ツール等の検討



サステイナブル・アプローチ部会名簿
外部発表など
■サステイナブル・アプローチ部会 SR活用WG

■ サステイナブル・レメディエーション(SR)の取り組みと豪州での実例紹介
水澤克哉・加藤明・佐藤徹朗・高畑陽・サステイナブル・アプローチ部会
第23回地下水土壌汚染とその防止対策に関する研究集会,S2-33(2017)
            原稿PDF      ポスターPDF


■サステイナブル・アプローチ部会 SR手法調査WG(平成26〜27年度)
■ サステイナブル・レメディエーション(SR)の取り組みと英国での実例紹介
    高畑陽・緒方浩基・大村啓介・日野成雄・舟川将史・サステイナブル・アプローチ部会
    第22回地下水土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-25(2016)
               原稿PDF     ポスターPDF

■ サステイナブル・レメディエーション(SR)の取り組みと米国での実例紹介
    高畑陽・佐藤徹朗・大村啓介・日野成雄・サステイナブル・アプローチ部会
    第21回地下水土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-24(2015)
               原稿PDF     ポスターPDF


関連する終了した部会
1.部会名:サステイナブル・アプローチ部会・サステイナブル・レメディエーションに関する調査ワーキンググループ
活動期間:
平成26年〜平成27年度
活動の目的:
土壌汚染対策における新しい取り組みとして、環境的、社会的、および経済的要素の3つを評価して総合的に最適な対策を選択していく 「サステイナブル・レメディエーション(SR)」について、欧米でのSRの最新情報や動向を調査するとともに、 幾つかのSR評価ツールを用いてわが国の事例に対するケーススタディを実施し、 わが国に適用可能なSRのフレームワークの構築(提案)を目的としました。

2.部会名:技術実態調査検討部会・SR調査検討WG
活動期間:
平成25年度
活動の目的:
SRの情報収集、国内の適用性・課題の検討
・MNA(Monitored Natural Attenuation)とSRの位置付けの確認
・SRの資料調査等に基づく国内の適用性についての有効性や技術的な課題についての討議
・SRに関する主要な文献の和訳
・識者との意見交換